【記 録】 
       
       (1月10日) 
       
       南岸低気圧が通過する予報であったが、幸い南側に逸れるようなので、出掛けることにする。 
       小淵沢行きの電車に高尾で接続したが、上野原で学生が降り、ガラガラになった。 
       山梨市駅前からのバスも乗客は私のみ。徳和(乾徳山登山口)で降りたのは私だけであった。 
       みとみ山荘の脇を通り、乾徳山登山口から登り始める。前回と同様にペースがあまり速くないため、結構時間がかかる。 
       ようやく、国師ケ原の端にある錦晶水に着き、ここで水筒を満タンにした後、10分歩いて、高原ヒュッテに入る。周りは雪が残っている個所があるが、問題無くすすめそうだ。 
       ヒュッテの板の間にツェルトを張り、余分な荷物は全てデポし、乾徳山ピストンに出掛ける。 
       鳳岩を越えて、乾徳山の頂上に達することができた。頂上付近で雪が舞い始めたため、急いで下ることにする。 
       戻りはスムースにすすみ、約1時間余りで高原ヒュッテに帰り着いた。今日は誰にも会わない静かな山行となった。夕食時はホットウィスキーにする。 
       
       (1月11日) 
       
       昨夜は以外と暖かかったが、夜明け前は流石に寒く感じる温度となった。 
       6時前に懐電を点けて、麓に下り始める。6時20分辺りに足元が見える程度になったので、ようやく懐電を消す。 
       順調に降りたため、徳和のバス停まで約1.5時間で着いた。丁度登校の時間で、地元の子供たちがスクールバスを待っていた。現在の徳和集落では小学生3人、中学生2人が通っているようだ。 
       
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